肩インピンジメント症候群
- 肩を上げると、ある角度で痛みや引っかかりがある
- 夜間痛、こわばりがある
- 肩を上げた状態から降ろすときに痛みがある
- 投球動作や腕を良く使うスポーツをしている
- 肩を丸めるような姿勢が多いデスクワークの仕事をしている
まず「インピンジメント」とは「衝突・挟まる」という意味です。
肩関節は関節だけだとすごく不安定です。
そのため安定させるために周りに一般的に“インナーマッスル”または
“腱板”といわれている 筋肉が存在しています。
また、肩関節には肩峰下滑液包という袋が関節と筋肉の間に存在することで
筋肉を動きやすくするようにクッションの役割をしてます。
インピンジメント症候群とは肩をあげたり動かすときに腱板や滑液包などが
肩関節で“衝突したり挟まる”ことで痛みを起こして、それ以上に動かすことが
できなくなる症状の総称です。
広島市 あさひ整骨院|インピンジメント症候群は何故おこるのか?
加齢による腱板の変性や血行不全、日々の姿勢や動作の積み重ねで
少しずつ症状がでてきます。
具体的には猫背のような同一姿勢や腕を頻繁にあげることによって筋肉や
靭帯などに損傷が起きます。
また、転倒・転落などの事故やスポーツによる外傷で体に耐えきれない負荷が
瞬間的に生じて、筋肉や靭帯などに損傷が起こる場合です。
スポーツでも体に負担のかかる動きを繰り返すと起きることもあります。
投球動作など腕をよく使うスポーツで発症しやすいです。